国際基督教大学教養学部入試の自然科学対策
出題分野は数学、物理、化学、生物の4分野から独立して出題され、学生はその場で2分野を選択して解答していきます。
出題内容は以下の表の通りです。
自然科学 | 新教育課程 | 旧教育課程 |
---|---|---|
数学 | 数学Ⅰ 、数学Ⅱ 、数学A、 数学B(数列、ベクトル) | 数学Ⅰ 、数学Ⅱ 、数学A、 数学B |
物理 | 物理基礎、物理 | 物理Ⅰ、物理Ⅱ |
化学 | 化学基礎、化学 | 化学Ⅰ、化学Ⅱ |
生物 | 生物基礎、生物 | 生物Ⅰ、生物Ⅱ |
国際基督教大学の自然科学は、ICU入試で一番対策が立てやすいとされています。
というのも、学習した内容がそのまま出題されるのがこの「自然科学」という科目のみなので、学習がすぐに得点につながりやすいのです。
難易度に関しては、数学は近年難化の傾向があり、国立大学の理系学部レベルの問題が出題されています。
化学、物理、生物に関しては、マーチ上位校レベルであり、偏差値のわりにはそこまで難易度は高くはありません。
センターで安定して8割から9割解けているようでしたら、自然科学が原因で入試に落ちることないでしょう。
具体的な対策方法ですが、数学に関してはチャートでしたら青チャートは確実に終わらせ、余裕があるならば赤
にまで手を出したいところです。
過去問を見ますと、数学Ⅱから問題が多く出題される傾向がありますので、数Ⅱの内容、特に微積をしっかりと終わらせておきましょう。
化学、物理、生物に関しては、一般的な参考書を一通り終わらせておけば問題ありません。
難関大学を受験する人以外は、基礎的〜やや発展的な問題集を終わらせ、あまり深くまでは突っ込んだ勉強はしないようにしましょう。