勉強の合間に作り笑顔で記憶力アップ
嬉しい時に人間は笑顔になります。
これは、あくまでも嬉しいから笑顔になるのであって、脳から顔の表情をつくっている筋肉への一方通行の命令にすぎません。
ところが、幼い頃から何度も繰り返し、嬉しい時に笑顔を作っているうちに、笑顔を作っているときは嬉しいのだと脳が勘違いしてしまうようになります。
ですから、例え作り笑顔であっても、笑顔を浮かべたら、それで明るい気分になるのは医学的に正しいとされています。
実際、笑顔を浮かべると、一時的ではありますが、A10神経と呼ばれる神経細胞が活性化します。
このA10神経というのは、記憶を司っている「海馬」や思考力を司っている前頭前野に繋がっている重要な神経です。
この神経の機能によって、笑顔を浮かべると記憶力や思考力も高まるのです。
ですから、勉強が行き詰まってきたら、迷わず作り笑顔をしてみてください。
そして、この時嘘でもいいので、「勉強は楽しい!」と自己暗示をかけてみるとより効果的です。
顔の筋肉の刺激と心理的な思い込みのダブルパンチで、脳は「今は幸せだ」と勘違いをしてくれるのです。
この作り笑顔勉強法は、本番前日など切羽詰まってきた時になどとりわけ効果的ですので、受験生の皆さんは試してみてください。