ニュース解説 「千葉大、文学部で学科統合 国立大文系学部の再編」

千葉大学の国際教養学部についての記事です。

 

国立大の人文社会系学部の組織見直しが進む中、千葉大は来年度から六年間の運営指針となる「第三期中期目標・中期計画」に、文学部の学科統合や教職大学院の新設などを盛り込んだ。

文学部の入学定員は十人減らすが、来年四月に設置する文理融合の「国際教養学部」で相殺する予定で、同大は「人文社会系の教育は学問の基盤」と強調する。文学部の学科統合は、学生の履修科目の選択肢を広げることが狙い。

現行は行動科学、史学、日本文化学、国際言語文化学の四学科。学生は入試の段階で希望学科を決めていた。

来年四月の入学者からは、文学部人文学科で一括して入試を行い、入学時に行動科学、歴史学、日本・ユーラシア文化、国際言語文化学の四コースから選択。二年次に変更することも可能になる。・・・・

少子化が進む中で、個性のあるカリキュラムで学生をひきつけられるか。今後は入試改革も控える。
中谷晴昭副学長は「人文社会系のそれぞれの分野で強みのある教員を抱えている。理系だけで学問は成り立たず、言語や史学など専門性の高い学生を育てたい」と話した。

文部科学省のまとめによると、人文社会学系の組織見直しを計画している大学は、千葉大を含め三十三大学。再編をめぐっては、人文社会学系や教育養成系の学部、大学院の廃止を含む再編を求めた文科省の通知に対し、学会などから「文系軽視」と指摘する声も上がっていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201510/CK2015102602000175.htmlより引用

 

 

千葉大学は来年度から

・文学部の統一化

・国際教養学部の開設

・授業スケジュールの変更

 

など、これまでの教育システムを一気に変更するようだ。

なかでも、千葉大学の国際教養学部は、国際教養大学国際教養学部に次ぐ、国内で2番目の国立大学による国際教養学部になる。

 

カリキュラムに関しても、一般的な人文学中心の国際教養学ではなく、理系の授業を多分に組み込んでいるため、文理をしっかりと融合した教育の機会を受けることができる。

 

昨今は政府の「人文学軽視発言」が各国立大学の反感を買っているが、削減分の人文系教員を国際教養学部に組み込んだことはなかなかの高判断といえるだろう。

 

千葉大学が来年度からどう変わっていくか、期待したい。

 

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ